昨日留守をしている間にストーブが出ていて、
事務所も店も暖かな一日でしたが、陽気も秋晴れ
の良い天気でした。
黒柿の抹茶茶椀
お茶道具を造るのに、お茶の心得が無くてはお客様や、
作品に大変失礼な事と、中津川から私の友人であるお茶の
師匠さんに来ていただき、店のスタッフ、職人、皆で
お稽古を始めたり,又小椋は飯田のお寺様までお茶の
お稽古に5,6年間通ったと言う経緯も有り「木」の
お茶道具に心掛けてきました。
「木」のお抹茶碗を見た事が無いので「造ってみたい」と言う事で黒柿の材や桑材で造り始めて4年になります。
当社の一番弟子である西野君も、お茶を一緒にやった事もあり,小椋の造った茶碗を見ながら,今では随分上手く挽くようになりました。始めはボッテリして持ちにくく、おせいじにも上手とは言えませんでしたが、どっちが小椋か西野君の作品か解らなくなる程に上手に飲み易いお茶碗になりました。
これも日本橋三越での展示会では人気作品の一つで有ります。