研ぎ

この度の集中豪雨、酷暑による被害、台風12号による被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。

漆の作業中の物です。これからまた、三工程ほど進めてから漆を塗られお盆としてお店に並んでいきます。


漆も奥が深く、乾くためには湿度、温度が関係してきます。ポンと置いておくと乾かない!なんて時もあるんです。

また、漆の種類も沢山あるのでその工程に合わせて作業場を変えたりしています。

写真は、様々な工程の中、研ぎをしたところです。


ヤマトの場合木目を見せる塗りをしています。

なので、漆の作業をしていても木目が出るところまで研いで戻ります。
何度か研いでは木目が見えるところまで戻るのですが、一つ一つに意味がある研ぎなんです。

今回の写真は、残ったサビ漆を取り、表面を滑らかにしていく研ぎです。


お客様に使っていただくうちに漆が磨かれ、更に明るくなり木目が見えて、楽しんでいただくことを楽しみに私たちも製作しております。

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