20数年前、
私が小椋性になったとき、
すぐ近くに同姓同名の方がいらっしゃいました。
小柄で可愛らしく、
笑顔がとても素敵で、
お料理上手で
話し方が優しくて、
可憐な、野の花のような方。
(同じ名前をいただいたのに、こうも違うのか!という方でした。)
2週間ほど前
体調がお悪いと聞いて、
あんまり迷惑にならないように、
少しだけお邪魔させていただきました。
変わらず、
いつもと同じ場所に座って、、
あの可愛らしい声で話しかけてくださいました。
急遽入院され、
もう一度お話ししたいと思っていたのに、
その翌日には。。
溢れる涙が止まらず、
ご挨拶に伺うと、
本当に穏やかで、
お綺麗で、
あまりにも美しい佇まいで、
幸せな人生だったと
大満足の人生だったと、
そんなに泣かなくていいから。。と、語ってくださるようで。。
亡くなるギリギリまで
愛するご家族、
お孫さんに囲まれて
頼りにされて、
大事にされて
しんどかったけれど、
痛みが無く、
病院で一晩だけ過ごして、
旅立つ。
とうてい真似なんてできないことです。
それでも、
同姓同名の後輩として
少しでも近づけるように、
努力したいと思います。
89歳。
本当に
本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。