今日は朝から社長と初男さんが、出来上がったばかりの栓の座卓をセッティングしています。
栓の一枚板で、座卓の表面にはおおぶりのかんな目を斜めに残しています。
縁はノタ付きで(ノタとは、木の表面の皮をむいた状態で仕上げをしたもの)、
自然のままに面をとってありますので優しい表情があります。
仕上げは、濃い漆塗り。
光を反射するのではなく、
光を吸収して、さらに輝く・・といったかんじで、
なんともいえない存在感があります。
このごろはオイル仕上げも人気で工房やまとでも何台か制作してありますが、
その中にあって、やっぱりこの座卓に目がいくのは
その美しさからでしょうか。
新作の座卓・・・・、
どなたのお宅で、その輝きに深みを増していくのか・・・
ただ、じっと出番を待っています。