木地師の集まる漆畑で、
正月飾りを持ち寄って、恒例の『どんど焼き』が行われました。
もともと南木曽にはどんど焼きの風習はなかったようですが、
木地師の集まる漆畑だけは、古くからあるようです。
きっと木を求め渡り歩くときに、その生活の中に持ち込まれてきたのでしょう。
午後3時から始まりました。
なから燃え上がると、それまで静かにしゃべっていた人たちが
突然、『炭』を片手にぬりまくります。
もちろん、相手の顔を、です。(笑)
炭を多くつけると、風邪をひかないということで、
この時ばかりは、無礼講。
子供もやっきになってつけまくり、
どこが目だか鼻だかわからないような顔・顔・顔。
これが、木地師の里のお正月のクライマックスです。